9月から天気予報とにらめっこをして狙っていたのですが、
仕事が休みの日はいつも雨・・・
先日やっと雨予報が出なかったので
「東大台コース」を歩いてきました。
レンズはタムロン24-70mm。
雨は降らなかったあのですが、雲の多い天気で少々残念。
標高1694mの日出ヶ岳展望台から。
レンズはシグマの8-16mm。
シロヤシオのトンネルから見た日出ヶ岳展望台。
正木峠の立ち枯れの樹木。
これ、ずっと昔からこのような景色だったと思っていたのですが、
昭和38年は苔むす森だったようです。
昭和30年代の台風で樹木が倒れ、
それらを人間の手で搬出したことがきっかけで
湿度や苔、ササのバランスが崩れ
死の森になってしまったとの事。
自然に手を加えるのは恐ろしいことなんですね・・・
そんなことを考えながら正木ヶ原を進んでいくと
だんだん生きた樹木が多い地帯に入っていきました。
すぐ近くから「ピョー ピョー」と鳥の鳴き声がしたので
見上げると姿を発見
慌ててレンズを600mmの望遠にチェンジして姿をとらえました。
アカゲラ
そういえば案内板にアカゲラの写真も載っていたので
そう思い込んでいたのですが
これ、実はアオゲラです。
すっかり気をよくして先へ進むと
辺りは苔むした生きた森ゾーンとなりました。
見上げると、上にはゴジュウガラ。
今回の最終目的地の大蛇ぐら。
レンズはシグマの8-16mm。
晴れていたら絶景なのですが
曇っていても十分に恐怖を味わえます
帰り道で見かけた、楽し気に飛ぶノビタキ。
これは幼鳥かな?
今まで厳しい自然環境でできたと思っていた立ち枯れの森「正木ヶ原」が、
人の手によって「できてしまった」ことが少々ショックで考えさせられるものがありました。
大台ケ原と言えば立ち枯れの樹木の景色が素晴らしいというのは
間違いですね。。。